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本気でお金を貯めたい・増やしたい人はイオン銀行の利用が超オススメな理由 その1

こんにちは。皆さんお金貯めてますか?

「努力してもお金が全然貯まらない」とお嘆きのあなたは、そもそもその努力自体やめるというのはいかがでしょうか?

 ……いや、別にあなたを突き放しているんじゃなくて、努力なしで超簡単にお金を貯めたり増やしたりできる方法があるからなんです。

 

本題に入る前に質問です。

Q1. 皆さんは銀行口座をいくつ持ってますか?

Q2. その銀行を開設するにあたって、明確な目的はありますか?

もしQ1の答えが「ひとつ」の場合、貯金が上手にできてない可能性があります。

もしQ2の答えがノーならば、やはり貯金が上手にできていないかもしれません。

 

銀行は皆さんが働いて得たお給料を保管する場所だけではなく、その銀行に預けたお金(預金といいます)を運用して、稼がせてもらったお礼として預けた額の何パーセントかを利息として増やしてくれる場所なんです。

(年利0.001%の時代である今は想像もつかないかもしれませんが、本来そういう場所なんです。)

この銀行を上手に選び、使いこなすことでお金が増える仕組みを作れるんです。

そのためにはお金を貯めるための銀行口座を新しく開設する必要があります。

お金持ちであろうがなかろうが、銀行口座を複数持ち、「これは食費や日用品用」「これは家の修繕費用」「これは海外旅行用」など、用途別に現金を分ける仕組み作りをすることで、努力なしに貯金に成功することが出来まず

その中でもいろんな人に向いている銀行があったので、ここで紹介します。

それがイオン銀行です。

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イオン銀行ホームページより引用

イオン銀行は2019年4月1日から「イオン銀行Myステージ」というサービスの改訂を行いました。

ざっくり言うと、今までフツーにイオン銀行を使ってた人の普通預金金利を下げる代わりに、イオン銀行を有効に活用してくれる人に対してしっかりとサービスをしてあげましょうという内容に変わりました。

www.aeonbank.co.jp

 

今回の変更により、今まで4ランク中最低ランクのブロンズステージで0.05%の金利を得ていた人が0.03%に下がってしまい、ショックを受ける方が多くいらっしゃるかと思いますが、実は、今回の改訂で、4ランク中最高ランクのプラチナステージ(改訂で年利0.12%から0.15%にアップ)を到達するハードルがものすごく下がったんです

そしてこのプラチナステージの普通預金金利は、他のネット銀行を含む日本のすべての銀行においてトップクラスに高いです。

 

ただし、プラチナステージ(イオン銀行スコア150点以上)を目指すには少しやらないことがあります。

それがホームページで謳っている「使う」「貯める」「借りる」の項目です。

 

まずは「使う」ことでプラチナステージに近づく方法です。

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ここではイオンカードセレクトまたはキャッシュ+デビットイオンデビットカードのご契約(10点)」を狙います。

年会費無料のイオンカードセレクト(イオン銀行直結のクレジットカードで、普通のイオンカードと違うので注意)を作っておくだけでオーケーです。買い物額に応じて③に掲げるポイントが加算されますが、今回は「毎月必ずプラチナゲット」できる方法を紹介するので、今、この場では敢えて「毎月どこかで2万円以上買え」などの目標設定はしません。(奥の手として使いますがね……。)

なお、既にイオンゴールドカードをお持ちの方は、イオン銀行が発行するイオンゴールドカードセレクトに切り替えることで②「イオンカードゴールドセレクトのご契約(30点)」を達成できます。

 

つづいて「貯める」ことでプラチナステージに近づく方法です

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ここでは狙う項目が増えます。

まず、⑧の「投信自動積立の口座振替(30点)」です。

これは毎月最低1,000円を投資信託に積み立てるというものです。(勿論積立額が3万円でも結構です。ポイント一緒ですが。)

ちなみにこの投資信託⑪「NISA口座のご開設(30点)」または⑫「iDeCo掛金の口座振替(30点)」と併用すると更にポイントが入ります。(iDeCoは最低5,000円から積み立てないといけない・60歳までお金が下ろせない・積立辞めても手数料取られるなどのデメリットもあるので注意)

投資信託ってどんなサービスなのというのは以前書いた記事に載せていますのでそちらをご参照下さい。(投資信託はこわいものじゃないと言う内容の記事を皆さんに伝えたいところですが、本題とずれるのでいずれ紹介できればと思います…。)

dc.hatenadiary.jp

⑧で「投信自動積立(30点)」を獲得すれば、おのずと⑦の「投資信託残高(10点)」に1,000円が入金されますのでこちらも獲得できます

つみたてNISAを使って投資信託をすれば、⑦⑧⑪で計70点が獲得できますので、本ブログではこの合わせ技をオススメします。

⑩の「外貨預金普通積立の口座振替(30点)」は毎月最低500円をアメリカドルに積み立てるというものです。為替の変動によって500円が505円になったり、495円になったりすることがありますが、投資信託の積立と一緒で、時間によるリスク分散というものが自然と行われているので、日本円の超低金利で預けておくよりも米ドルの0.7%の金利がもらえる米ドル口座に預けていた方が若干儲かります。(失敗しても元手が500円なので…)

時間による投資のリスク分散の話は、くどいようですが以前の記事で載せたので良ければご覧下さい。

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⑩が達成できれば自ずと⑨の「外貨預金残高(10点)」が達成できます。

また、⑧投資信託と⑩外貨預金積立の2つを達成するとボーナスポイントとして10点加算されます。

 

最後に「借りる」こと、そして「その他」でプラチナステージを狙う方法です。

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まずは「借りる」ですが、オススメできるのは⑮「住宅ローン残高」です。

もし今返済中の住宅ローン金利が1%以上で、残債が1000万円を超えている場合、イオン銀行に借り換えた方が得するかもしれません。2019年4月時点で借換時の金利が変動金利で0.47%ですので、イオン銀行の窓口などで計算してもらうと良いと思います。(大きめのイオンにはイオン銀行の窓口があり、土日も開店しています)また、住宅ローン契約を結ぶとイオンゴールドカードがもらえるため、②「イオンカードゴールドセレクトカードのご契約」も達成できます。

なお、⑬「カードローンの契約」⑭「無担保ローン残高」はゼッタイオススメしません

あれは銀行がぼろもうけするための呼び水でしかないと思っているので、カードローン契約するくらいなら貯金を控えて下さい。

「その他」についてですが、ここで必須なのは⑯「インターネットバンキングの登録」です。

これはイオン銀行を利用すればほとんどの人が必ずと言って良いほど登録しているものですので、自分がインターネットバンキングを登録しているか気になる人は、是非イオン銀行の窓口に行ってみて下さい。ついでに投資信託や外貨預金の相談もすると良いと思います。

なお、⑰「給与のお受取り」ですが、本ブログではあまりオススメしていません。理由は後述しますが、イオン銀行で給与の受取をすると毎月10WAONポイントが入り魅力的ではあります。

 

さて、イオン銀行のスコア配点表を洗いざらい見てもらいましたが、これで果たしてプラチナゲットできるのでしょうか。

今回私はHPの引用から赤枠青枠で囲いました。これには意味があって、赤枠プラチナステージ獲得のために必ずやってもらうもので、青枠いずれか1つをやってもらうものです。

まずは赤枠の点数を見ていきましょう。

①イオンカードセレクトの契約 10点

投資信託残高 10点

⑧投信自動積立の口座振替 30点

⑨外貨預金残高 10点

⑩外貨預金普通預金積立の口座振替  30点

⑯インターネットバンキングのご登録 30点

⑧⑩併用によるボーナススコア 10点

赤枠合計 130点 (ゴールド達成・プラチナまであと20点)

毎月かかる経費 1,500円~

惜しいところまで来ましたが、プラチナ達成まで20点届きませんでした。

 

そこで、青枠の条件をご覧下さい。青枠は開設や契約等に多少の手間や時間がかかるものや、人によっては達成困難なものです。

青地で示した項目をまとめると、

②イオンゴールドセレクトカードのご契約 30点

⑪NISA口座のご開設 30点

iDeCo掛金の口座振替 30点

⑮住宅ローン残高 30点

⑰給与のお受取り 30点

です。必要なのは残り20点ですので、上記4つのいずれかを達成すればOKです。

もし、あなたのイオンカードがゴールドカードであれば、②イオンゴールドセレクトカードのご契約を達成したことになります。しかし現在イオンゴールドカードを狙う場合、年間100万円をイオンカードから引落ししないといけないため、現時点で達成は厳しいものになります。

⑪「NISA口座のご開設」は本ブログイチオシです。⑦⑧で投資信託を行う際につみたてNISAの口座があれば、獲得した利益が非課税になるものですので、よそでNISA口座を開いていない人はこれを狙ってみて下さい。

なお、口座開設にはマイナンバーを証明するものが必要ですので、イオンの店頭で申し込む際はご注意下さい。

⑫「iDeCo掛金の口座振替」ですが、イオン銀行iDeCoがどのようなものか調査してないため、私個人としてオススメできません。しかし、iDeCoは毎年の年末調整時に小規模共済等掛金として所得税の減税対象となっていることもありますので、イオン銀行で入りたいと思う方はそれもありかもしれませんね。(iDeCoについてはご好評であれば後日書きたいと思います。)

⑪と⑫に共通して言えることですが、既に他の銀行や証券会社でNISAやiDeCoを利用している場合、そちらの口座をイオン銀行に置き換える必要がありますので、ご注意下さい。

⑮「住宅ローン残高」ですが、今あなたの住宅ローン金利が高いなと思っている場合、この際イオン銀行の行員に借り換え相談するのも手だと思います。

⑰「給与のお受取り」は会社や契約中の住宅ローンによっては変更不可能ですし、そもそもイオン銀行の開設は「お金を貯めるための銀行口座を新しく開設する」という目的で記事を書いていますので、これはあくまで最終手段と考えて下さい。

 

⑪⑫⑮⑰の条件は今の自分にはゼッタイできない!無理!という声が聞こえそうです。

そこでもう一つ、奥の手として使うのが③「イオンカードご利用代金の当行口座からのお引落し(10~100点)」です。

イオンカードの利用代金が2万円~4万円未満であれば20点が加算されます。

口座振替やコンビニ払いにしている支払があるなら、それをイオンカードセレクトにするだけでプラチナステージになっちゃうかもしれませんね。

平均で約8万4千円をイオンカードで決済した場合、②「イオンカードゴールドセレクトのご契約」も狙えちゃいます。

可能であればそれも検討しましょう。

 

さて、ここまで長々とイオン銀行Myステージでプラチナステージを取る方法を語ってきましたが、肝心のイオン銀行で受けられるサービスについて何も語っていないことに気が付きました。続きは次回お話ししたいと思います。

 

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