楽天のサービスを受けるなら楽天銀行がオススメ。しかし注意点も。
こんにちは。ドラゴンコインです。
さて、日本ではついに令和元年を迎えました。新時代はキャッシュレス化の流れがより一層高まり、また、人生100年時代など呼ばれる社会と向き合っていかなければならなくなるでしょう。銀行や資産形成、キャッシュレス社会についてより知識を蓄えて行かねばらならないと考えています。
当ブログは初心者向けになるべく専門用語は避け、多くの人にとって役立つものにしたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。
さて、今回は楽天銀行をテーマにしたいと思います。
楽天銀行については過去に少し記事を書きましたが、今回は前回の楽天証券の記事に関連して、楽天銀行について掘り下げたいと思います。
楽天銀行は前身であるイーバンク銀行から始まった古手のネット銀行です。楽天の傘下になったことにより、楽天関連のサービスがかなり強化されました。
その楽天銀行で注目したいキーワードはズバリ「SPU」です。
SPUは「スーパーポイントアップ」の略(たぶん)で、楽天市場を利用する際通常は1%の楽天スーパーポイントが入るのですが、商品の注文を楽天市場のスマホアプリから行うことで+1%、決済に楽天カードを使うことで+2%(ゴールドカードであれば更に+2%)、楽天カードの引落しを楽天銀行で行うことで+1%とポイントがアップしていき、楽天市場での買い物が常時5%から7%を狙うことが可能です。
楽天銀行そのもののサービスに戻ります。普通預金の金利ですが、楽天銀行の金利は年0.02%で、メガバンクの0.001%に比べて20倍高い金利となっています。
が、私がオススメしたいのはこれではありません。
楽天銀行と楽天証券を両方開設し、マネーブリッジと呼ばれるサービスを設定することで、金利を年0.1%(メガバンクの100倍!)にアップさせることができます。
普通預金(マネーブリッジ利用者)- 商品詳細説明書|円預金|楽天銀行
(2019年5月1日現在の情報ですので、最新の金利は楽天銀行から直接チェックをお願いします。)
入出金手続きなし!すぐに株や投信を注文できる「自動入出金」とは?:楽天銀行×楽天証券の『マネーブリッジ』
また、給与の受取先を楽天銀行にすることで、月3回の他行振込手数料を無料にすることができます。
しかし注意点もあります。
楽天銀行は独自でATMを設置していません。そのためコンビニや他の銀行のATMを利用することが必要になりますが、出金・入金にそれぞれ手数料がかかってしまいます。
2019/05/01現在の手数料です。
メガバンクより金利が高いとは言え0.1%ですから、ATMの利用1回分にも及びません。
楽天スーパーポイントが貯まって使えるハッピープログラム|楽天銀行
楽天銀行では、毎月25日時点での普通預金残高に応じてATM利用手数料の優遇が行われます。残高が10万円未満の場合、ATM手数料の無料回数がゼロ回ですので、最低でも10万円入れなければなりませんが、それでも無料回数が1回と少ないため、理想を言えば100万円(無料回数5回分)は入れておきたいところです。
2019年5月1日調べ
また、主要ネット銀行では多くの銀行が「定額自動入金」というサービス(給与の口座などからネット銀行に手数料無料で定額を入れてくれるサービス)を行っていますが、楽天銀行は非対応ですので、そこも少し残念な点です。
そのため当ブログでは、楽天銀行への入金方法は他の銀行(他行振込手数料が無料となっている銀行)から楽天銀行へ振込をするか、給与や年金の受取先にすることのどちらかを推奨します。
と、楽天銀行は楽天サービスを受ける上では色々と特典が目白押しなのですが、ATMや他行振込の利用に関してかなり制約があるという、使い方がかなり難しい銀行ですので、上級者向け銀行かなと思っています。なので楽天証券や楽天市場を利用する予定がない方の口座開設は正直オススメしません。私はがっつり楽天証券を使っているので問題ありませんが。
さて、楽天銀行のメリット・デメリットを探りましたがいかがだったでしょうか。楽天は携帯電話事業を本格的に始める事が決まっていますので、楽天銀行にもあらたなサービスが追加されることを期待しています。
次回以降はまだ何を書くか決めていません。どうしようかな。
それではー。