iDeCo(イデコ)って何ぞや?始め方と、オススメの利用方法について解説
皆さんこんにちは。ドラゴンコインです。
久しぶりの更新になりましたが、元気だったでしょうか。
今回は、私の勤め先の上司から「iDeCo」について周知をするよう
求められましたので、折角だかえらブログ記事にも書こう!ということで
書かせて頂きます。というか今まで書いてなかったのでショック。
iDeCo(イデコ)は、日本語で「個人型確定拠出年金」と言う、いわば
「じぶん年金」のような物です。
iDeCoにはいくつかのメリットとデメリットが存在しますので、見ていきましょう。
① 拠出金が年末調整時に控除となる
iDeCoは公務員で年間14万4000円、会社員で年間27万6000円、自営業で年間81万6000円を拠出(積み立て)することができ、その金額が年末調整や確定申告の時に控除対象となります。国民年金基金連合会から届く、紫色っぽいハガキを参照に、「給与所得の保険料控除申告書」の「確定拠出年金法に規定する個人型年金加入者掛金」の枠内に拠出金を記入することで所得税控除が受けられます。(ハガキも勤め先に渡します)
② 運用報酬が非課税
iDeCoは、投資信託や国債、REIT(不動産投資信託)などの金融商品を積み立てる事ができるのですが、このときに出た運用報酬(儲け分)を非課税にしてくれます。
つまり儲けを丸取り。普通に投資信託を買うと約20%分の所得税がかかりますので、これはお得と言えるでしょう。
③ 受取時に年金控除または退職所得控除が受けられる
iDeCoは運用時(お金を積み立てているとき)に加えて、受け取るときも控除を受けられます。
また、お金の受け取りを退職金のように一括でもらうほか、年金のように月ごとにもらう方法を選べますので、払い終えた拠出金の使いすぎを防ぐことができます。
④ 投資が不安な人のために、定期預金がある
じぶん年金のiDeCoは、株式(投資信託)や国債などが中心のラインナップですが、投資は不安という方のために定期預金も備えています。年利が相当低いので、私としてはあまりオススメはしませんが、ただただ普通預金にお金を入れているよりはずっと良いと思いますので、選択肢の一つとして覚えておくと良いでしょう。
さて、次はデメリットです。
① 60歳になるまでお金を引き出せない
iDeCo最大のデメリットはこれです。60歳までお金を引き出せないので、自分が無理なく払える金額を積み立てるようにしましょう。
② 運営管理手数料がかかる
iDeCoは毎月167円の手数料+証券会社等に払う運営手数料が毎月かかります。
これは、iDeCoの積立を停止したとしても同様に発生してしまう物なので、注意が必要です。
証券会社によっては運営手数料を0円にしているところもありますので、なるべくなら手数料が安いところで積み立てるようにしましょう。
③ 積立金額の最低ラインは月5000円から
iDeCoの積立上限は会社員で月23,000円ですが、最低の積立金額も月5,000円とややお高めです。
最近は制度改正により月ごとではなく年ごとの積立も可能になりましたので、ボーナス付きに27万6000円を積み立てる、などの手法をとることもできます。ご自身の環境に合わせて設定して下さい。
と、iDeCoについて説明しましたが、いかがだったでしょうか。
以前書いたつみたてNISAの記事の話も併せて読んで頂ければより理解が深まると思います。
次回は、実際の口座開設などの方法を解説したいと思いますのでよろしくお願いいたします。