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NISAとつみたてNISAって何が違うの?そもそも株って何? - その5

およそ1年ぶりの更新になってすみません。なんとか頑張って生きてます。

もうこのサイトを見ている方はいないかもしれませんが最後まで書こうと思います。

 

さて、その4では「つみたてNISAで株は買えない」と書きましたが、そもそも野村さんや楽天さんでは何が買えるのでしょうか?

 

野村さんや楽天さんの会社、つまり「証券会社」では「証券」を売っています。

この「証券」ってなんの略なのでしょうか?Googleで調べてみましょう。

 

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証券 何の略

……分からん!(怒)

 

Google先生にも分かることと分からないことがあるというのが分かったところで、ここからは独自解釈ですが、こんな説明はいかがでしょう?

 

(有価)証券とは、この財産はあなたのものですよー、という拠が書かれた

はい分かりやすい。

 

さて、この証券ですが、株を買ったことがないあなたも持ってる可能性があります。

それは保険証券です。

保険証券は、日本生命や第一生命など、生命保険に加入した際に受け取れる証券のことです。

上の独自解釈風に言うと、こんな感じですかね。

 

保険証券とは、この保険の権利を受けられるのはあなたですよー、という拠が書かれた

 

保険に入ってるのに保険証券が手元にない人は、いざという時マジでやばいので各自の保険会社に電話して下さい。

 

証券の話に戻ります。保険証券という身近なものから分かるように、証券にはお金と同じ価値があります。ただ、証券を使って野菜や肉や車が買えないってだけ。そして、現金に換えるために一定の手続きを踏む必要があるって事ですかね。保険なら解約ですし、株券なら権利確定や損切りすることで、その時点での金額に換えて現金化してくれます。

 

さて、証券会社である野村證券は保険証券が買えるでしょうか?答えはなんとエスです。(私も初めて知りました。)

楽天楽天生命という別会社から、保険証券を買えます。

この保険証券が、保証内容によって自分の死後、もしくはケガや病気で入院したときに、自分や家族に現金として帰ってきます。

そしてこの保険証券は、いつ解約するかで戻ってくるお金が変わってきます。一般的な(掛け捨てじゃない)生命保険は、長く保有していればいるほど受け取れるお金が増えますよね。

(保険の話はいずれまた…。)

株券も同じで、株を1000円で買ったときにそれが1500円に上がったら、単純計算ですがあなたは500円の利益を得たことになります。

この上がる・下がるを的確に判断し、安いときに株を買う・高くなったら売るの繰り返しをすることで生計を立てている人のことを株式トレーダーと言います。

ほとんどの保険は長く持っていればほとんどの場合掛け金以上のお金が返ってくるものですが、株は毎日値段が変わります。今日1000円だったものが明日に1800円になったかと思えば明後日には800円まで落ちてしまった、なんてこともあります。そしてこれはプロの株式トレーダーでも予測が難しいらしいです。素人が簡単に手を出せるものではないので、日本が国を挙げて「株買ってくれ~!」といっても買ってくれないのが現実です。

そこでつみたてNISAの登場です。ようやくここまでたどり着きました。

つみたてNISAで買えるものに、「投資信託」というものがあります。

信託とは文字通り「じてす」ものです。

プロの証券会社を信じて自分のお金を預け、いろんな会社の株や国債(国の借金)を少しずつ買ってもらいます。そして利益が出たタイミングで現金に換えてお金を増やしてもらう仕組みとなっています。

もちろんあなたはその会社を信じて買ったに過ぎないので、理想どおりに増やしてくれるか、あるいは減ってしまうかは分かりません。

信じるか信じないかは、あなた次第です!

しかし、つみたてNISAの場合、この投資信託を一定の期間ですこーしずつ買うことで、急な価格変動に対応することができます。

……ちょっと難しくなってきましたね。

 

たとえば、ガソリンの価格で考えてみましょう。

ガソリンの価格は毎日変わってます。

おとといのレギュラーガソリンが1リットル120円だったかと思えば昨日は130円になり、今日は110円まで下がるなんて事もあります。

多くの人はこの価格変動を見ては、「あ~、おととい買うのやめれば良かった」だの「今日が一番安いから満タンまでいれとこう」だの言いますよね。あす100円なるとも知らずに。

これはガソリンのプロでも読むのは難しいです。なので頭のいい人は考えました。毎日決まった金額ずつ入れようと

1日目(120円/L)千円分入れて8.3リットル・2日目(130円/L)千円分入れて7.7リットル(合計16.0リットル)・3日目(110円/L)千円分入れて9.1リットル(合計25.1リットル)

4日目のリッター価格が100円だとしたら明日も千円分(10L)入れて合計35.1リットルですね。

毎日定額で買ったときガソリン代は35.1リットル・4,000円です。3日目に35.1リットル入れたとすると110×35.1=3,861円となり、毎日定額で買ったときよりは損してしまうけど、1日目に35.1リットル買うと120×35.1=4,212円・2日目に35.1リットル買うと130×35.1=4,563円となり、普通よりもお得にガソリンを買うことができました。

このように毎日、毎週または毎月決まった期間に定額で投資信託を買うやり方を、むずかしい言葉で「ドルコスト平均法」と言います。


ドル・コスト平均法とは

上記のYouTube動画が一番分かりやすいので載せておきます。

 

このドルコスト平均法を取り入れたNISAのことを「つみたてNISA」と言います。

ドルコスト平均法を取り入れているので、多少値段が上下しても、平均を取ってくれるので気にしなくてOK!毎日株価をみて一喜一憂する必要なし!さらに、勝手にちょこちょこ買ってくれるから自分で何かするのは最初だけ!さらにさらに、利益が出た分の税金はかからないから、儲け分まるどり!と、良いことづくめなのですが、株を知らない人にとってはどうしてもハードルが高い。つみたてNISAっていくらから始められるの?って話になってきますよね。

なんと100円から始められるんです。

詳しいことは株に詳しい方々が本書いたりしているので、是非それを見てくれればと思います。 

 

ズボラな人ほど得をする! 100円つみたて投資入門

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 私のファンである若林史江さんの最新本です。是非ご覧下さい。

 

と、こんな感じでNISAとつみたてNISAに関する講座はここまでにしたいと思います。

追加で聞きたいことがあればコメントなり直に私に会いに来るなりで聞いてもらえればと思います。

それではまた。